山中慎介 激闘制しV10!地元に感謝「気持ちが折れずに戦えた」
◆報知新聞社後援「ワールドプレミアムボクシング」▽WBC世界バンタム(53・5キロ以下)タイトルマッチ12回戦 ○山中慎介(12回判定 3-0)リボリオ・ソリス(4日、島津アリーナ京都)
WBC世界バンタム級王者・山中慎介(33)=帝拳=が、判定勝ちで国内歴代3位タイとなる10度目の防衛に成功した。同級3位で前WBA世界スーパーフライ級王者リボリオ・ソリス(33)=ベネズエラ=を挑戦者に迎えた節目の一戦は激闘になった。
ソリスは2013年に日本でWBA世界スーパーフライ級王者の河野公平(ワタナベ)と、当時IBF世界同級王者の亀田大毅に判定で連勝している実力者。山中は2回早々、相手の右に合わせるように右フックを放ち、ソリスがバランスを崩してダウン。優位に立ち、ガードが甘くなったスキを突かれ、3回に右を食ってダウンを取られた。ダメージが回復し切らないラウンド終盤に2度目のダウンを食った。
形勢不利の中、次第に落ち着きを取り戻し、4回終了後の公開採点はジャッジ3者とも37―36で山中を支持した。
柔軟な動きのソリスを捉えきれないものの、中盤は一進一退の攻防が続き、8回終了時の採点もジャッジ3者が77―72を付け、山中がリードした。
9回には前に出てきたソリスに左ストレートを合わせて2度目のダウンを取った。だがKO負けの経験がないソリスも強気にパンチを振って粘り強く反撃。KO決着とはならなかったが、3―0の判定(117―107×3)で勝利を飾った。
地元・滋賀に隣接する京都で初めて行った防衛戦に山中は「地元の方々に、ええところを見せようとしすぎて空回りしてしまった。節目の試合で観客の皆さんが後押ししてくれて、気持ちが折れずに戦うことができました」と総括した。
山中の戦績は25勝(17KO)2分け、スーパーフライ級に続く世界2階級制覇に失敗したソリスは23勝(10KO)4敗1分けとなった。
引用元:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160304-00000148-sph-fight
スポンサー リンク
関連記事
-
【大谷翔平】4番投手で「2桁三振&完封」は78年ぶり!!
5年目で初めての「4番投手」で臨んだ日本ラスト登板を、日本ハム大谷翔平投手(23)はひとりで投げ抜い
-
広島・黒田、引退会見「満足できる野球人生だった」
今季限りで現役を引退した広島の黒田博樹投手(41)が4日、広島市のマツダスタジアムで記者会見を行っ
-
大谷 日本最速165キロ3連発!DH守護神が漫画みたいな初S
◇パ・リーグCSファイナルS第5戦 日本ハム7―4ソフトバンク(2016年10月16日 札幌D)
-
東海大10年ぶりV!青学大の3連覇阻む 出雲駅伝
<出雲全日本大学選抜駅伝>◇9日◇出雲大社正面鳥居前~出雲ドーム前(6区間45・1キロ) 東海
-
【悪質タックル】日大の危険なプレー
https://youtu.be/2FGZivsiNng
-
あわやオウンゴールからの劇的弾が話題に
海外メディアも仰天! CS準決勝、G大阪の2点目は「カオスの15秒間」「クレイジーな展開」 2
-
中京大中京・辻スーパーFK最長タイ50メートル弾
<高校サッカー:中京大中京3-0札幌大谷>◇2回戦◇2日◇NACK 驚異的な大会史上最長タイ
-
英紙、東福岡のトリックFKを“狂気の踊る壁”と絶賛「敬意を表す」
11日に行われた第94回全国高校サッカー選手権大会の決勝で福岡代表の東福岡が東京A代表の國學院久我山
-
【U-18W杯】日本、1点及ばず初優勝逃す 米国が大会3連覇
● 日本代表 1 - 2 米国代表 ○ <U-18 W杯決勝・甲子園> 第27回U-18ワ
-
地元紙がレスター岡崎のオーバーヘッド弾に賛辞 「試合は忘れ去られても、記憶に残るゴール」
レスターの日本代表FW岡崎慎司は14日のニューカッスル戦で、本拠地キングパワー・スタジアムでの今季
-
竜新助っ人ビシエド、ウッズ級の大砲だ!森ヘッドが太鼓判
ドミニカ共和国から帰国した中日・森繁和ヘッドコーチ(61)が1日、名古屋市内の球団事務所で新外国人3
-
青森山田、ロングスローから同点ヘッドで8強
<高校サッカー:青森山田2(5PK4)2桐光学園>◇3回戦◇3日◇ニッパ球 青森山田が得意の
-
沢村の大暴投が米国でも話題 制御失った白球に「こんなの見たことない」
巨人・沢村の大暴投が海の向こうでも話題となっている。米国のFOXスポーツは4日(日本時間5日)、フ
-
燕・山田、史上9人目「トリプルスリー」確実!チームは虎と0・5差
(セ・リーグ、ヤクルト6-0広島、21回戦、ヤクルト11勝10敗、6日、神宮)ヤクルト・山田哲人内野
-
<サッカー日本代表>6ゴールでアフガンに完勝 2位浮上
【テヘラン大島祥平】サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会アジア2次予選が8日行われ、6大会連続