金崎夢生が日本代表初ゴール！日本、シンガポールに３－０完勝　再びＥ組首位に

「Ｗ杯アジア２次予選、シンガポール０－３日本」（１２日、シンガポール）

　日本が完全に試合を支配し、３－０で快勝。勝ち点を１３としてＥ組首位に立った。

　完勝の幕開けは、新戦力の躍動からだった。前半２０分、右サイドからＦＷ本田圭佑（ＡＣミラン）が、ペナルティーエリア左のＦＷ武藤嘉紀（マインツ）へ浮き球のクロス。これを武藤が頭で落とし、中央で受けたＦＷ金崎夢生（鹿島）が胸でトラップし、左足でゴール右隅に蹴り込んだ。５年ぶりの代表招集でいきなり先発に抜てきされた金崎の代表初ゴールは、貴重な先制点となった。

　続く２６分には敵陣でボールを奪い、ＭＦ長谷部誠（フランクフルト）から右サイドの清武弘嗣（ハノーバー）へ。清武が中央へ低いパスを出し、エリア内で武藤がトラップ。こぼれたボールに走り込んできた本田が左足を振り抜くと、ボールは相手ＤＦの足に当たり、そのままゴールネットを揺らした。

　これで本田は、Ｗ杯予選で４試合連続のゴール。新戦力と従来の主力がしっかりかみ合い、リードを広げた日本はそのまま完全にゲームを支配し、前半を終えた。

　後半も一方的に押しまくり、何度も決定的チャンスを迎えた。そして４２分、ゴール前の混戦からＦＷ宇佐美貴史（Ｇ大阪）が放ったミドルシュートが、ＤＦ吉田麻也（サウサンプトン）の足に当たって方向が変わり、ＧＫの手を弾いてゴール。決定的な３点目を挙げた。

　６月１６日にホーム・埼玉スタジアムで対戦した際には、ＧＫイズワンの神がかり的なセーブもあり、０－０のドローと苦しんだシンガポールを、アウェーで圧倒。勝ち点１２のシリアを上回り、再びＥ組首位に躍り出た。

引用元：http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151112-00000103-dal-socc