【日韓戦】U23日本、0-2から3発逆転! ドーハの奇跡V
<リオデジャネイロ五輪最終予選兼U-23アジア選手権:日本3-2韓国>◇決勝◇30日◇ドーハ
リオデジャネイロ五輪出場を決めたU-23(23歳以下)日本代表が、大逆転でアジアの頂点に立った。決勝で同韓国代表を0-2から後半、一気の3連続得点で逆転。五輪最終予選で34戦負けなしだった永遠のライバルを、途中出場FW浅野拓磨(21=広島)の2得点などでねじ伏せた。同五輪アジア最終予選を兼ねたU-23アジア選手権を制したチームは、今日31日に凱旋(がいせん)帰国する。
得点に飢えて飢えて仕方なかった浅野が、最後に爆発した。後半22分に今大会1点目を決め、2-2で迎えた36分、MF中島の前方への浮き球パスで抜け出す。競り合ったDFを反転してかわし、チーム最速タイの50メートル5秒9を誇る快足でGKと1対1に。左足で冷静にゴール右へ流し込み、ついに試合をひっくり返した。試合前に宣言していたジャガーポーズを両手で披露。一時2点を追ったチームの救世主になった。
やはり最強ライバルは韓国だった。敵将の申監督が「地球が滅亡するまで続く」と形容した日韓戦。開始20分、いきなり先制点を奪われた。自陣右からのクロスのクリアボールをMF権が右足ボレー。当たり損ねたがDF岩波の左膝に当たってコースが変わり、ゴールに吸い込まれた。先制されたのは今大会初。14年のチーム結成以降、先制された試合は3戦全敗のチームに重い1点がのしかかった。
14年9月のアジア大会で完敗した韓国は唯一、勝ったことがない相手。FW鈴木を負傷、MF南野をチーム事情で欠く攻撃陣も前半は得点を奪えない。初めてビハインドで折り返した。
相手は五輪最終予選で34戦負けなし。後半2分には追加点を許した。堅守を生命線にしてきたチームの複数失点は14年のアジア大会イラク戦以来、実に21戦ぶりだった。しかし、ここから日本の反撃が始まる。後半22分、MF矢島の縦パスを受けた途中出場の浅野が右足でゴールに流し込む。快足でGKより先にボールへ追いつき、この日1点目を決めた。その、わずか53秒後。電光石火の同点弾が生まれた。DF山中の左クロスをMF矢島が頭で押し込んだ。今大会の慣例となった、ベンチの仲間との喜びの分かち合い。韓国に完敗した1年4カ月前のアジア大会では、足をつって交代し「手も足も出なかった」男が同点弾を決めた。
大会前は6大会連続の五輪出場が危ぶまれたが、準決勝で2戦2敗のイラクにリベンジ。五輪切符をつかみ「ドーハの歓喜」に沸いた。それでも指揮官の胴上げは封印した。「決勝で韓国に勝ってから」と遠藤主将。チーム結成3年目で初の逆転勝ち、初の韓国戦勝利。反逆の物語を完結させ、アジア王者としてリオ五輪に乗り込む。
引用元:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160131-00000029-nksports-socc
スポンサー リンク
関連記事
-
-
【大迫半端ないって】の裏話!
https://youtu.be/POnrcjwxATQ
-
-
【2段モーション】専大松戸・原のフォームを審判が指摘
「全国高校野球・1回戦、花巻東4-2専大松戸」(7日、甲子園) ドラフト候補対決は予想外の結
-
-
“神スイング”の稲村亜美、始球式で98キロを陽岱鋼に打たれる
(パ・リーグ、西武-日本ハム、1回戦、5日、西武プリンスドーム)「文化放送DAY IN西武プリンス
-
-
鶴岡東・福谷「フラミンゴ投法」で143球完投!
143球目は、低めへのスライダーだった。鶴岡東のエース左腕・福谷が最後の打者を三ゴロに仕留め、息をつ
-
-
大谷 日本最速165キロ3連発!DH守護神が漫画みたいな初S
◇パ・リーグCSファイナルS第5戦 日本ハム7―4ソフトバンク(2016年10月16日 札幌D)
-
-
【悪質タックル】日大の危険なプレー
https://youtu.be/2FGZivsiNng
-
-
渡部香生子が世界水泳で「金」 自身2個目のメダル獲得
水泳の世界選手権第15日は7日、ロシアのカザンで行われ、競泳女子200メートル平泳ぎ決勝で渡部香生子
-
-
【清宮】プロ初ホームラン!!
https://youtu.be/LFWCwsmcvME
-
-
ナポリ対ミランはドローで痛み分け フル出場本田が同点弾を演出
22日に行われたセリエA第26節、ナポリ対ミランの一戦は、1-1のドローに終わった。MF本田圭佑は先
-
-
本田が封印解いた!俊輔と衝突した“6年前のFK”
日本代表FW本田圭佑(29=ACミラン)が5日、W杯アジア2次予選アフガニスタン戦(8日)が開催され
-
-
スペイン紙、エイバル乾貴士のミドル弾を紹介「素晴らしい個人技」
リーガ・エスパニョーラ第25節が20日に行われ、セルタとMF乾貴士が所属するエイバルが対戦。乾はフル
-
-
内山高志「完全なKO負け」V12失敗わずか2R
<プロボクシング:WBA世界スーパーフェザー級タイトルマッチ12回戦>◇27日◇大田区総合体育館
-
-
韓国に痛恨逆転負け 9回の継投悔やむ小久保監督、松井投入は「酷だった」
好調の則本も9回続投でつかまり「自分が甘かった」 侍ジャパン日本代表は19日、東京ドームで行われ
-
-
【根尾昴】最速146キロ、スキーは全中優勝!逸材右腕が大阪桐蔭進学へ
万波と同じ2000年生まれの「ミレニアム世代」は逸材が他にもめじろ押しだ。 飛騨高山ボーイズ
-
-
【久保建英】14歳久保が圧巻のプレミアデビュー、1ゴール1アシストでFC東京U-18に大勝呼び込む
いきなり、魅せた。後半に途中出場で高校年代最高峰の舞台に「飛び級」デビューを果たした中学3年生の久
-
-
沢村の大暴投が米国でも話題 制御失った白球に「こんなの見たことない」
巨人・沢村の大暴投が海の向こうでも話題となっている。米国のFOXスポーツは4日(日本時間5日)、フ