東海大10年ぶりV!青学大の3連覇阻む 出雲駅伝
<出雲全日本大学選抜駅伝>◇9日◇出雲大社正面鳥居前~出雲ドーム前(6区間45・1キロ)
東海大が青山学院大の1強時代に終止符を打った。6区間中5区間に「黄金世代」と評判の2年生を配し、10年ぶり4度目の優勝を果たした。6区間45・1キロを2時間11分59秒で走破した。
1区(8・0キロ)の阪口竜平(2年)が残り2キロを切ったところでロングスパート。持ち前のスピードを生かして23分16秒で舘澤亨次(2年)へ、トップでリレーした。神奈川大が2秒差で追いすがり、3連覇を狙う青山学院は梶谷瑠哉(3年)がトップから38秒差の8位と出遅れた。
東海大は2区(5・8キロ)でも盤石だった。舘澤が安定した走りで2位の神奈川大とのリードを17秒差に広げ、3区の松尾淳之介(2年)につないだ。青山学院大は田村和希(4年)が追い上げ、5人抜きの3位と順位を一気に上げた。田村は15分47秒の区間新記録の快走で、首位・東海大に18秒差と、この区間で20秒も縮めた。
エース区間の3区(8・5キロ)では東洋大が浮上した。5位で受けた山本修二(3年)がスピードに乗った走りでグイグイと前を追い、ついに7・9キロで東海大は首位を奪われた。青山学院大のエース下田裕太(4年)もこれに追走し、ラストスパートで山本を逆転。大混戦の展開の中、青山学院大がトップでタスキを渡した。3秒差の2位に東洋大、5秒差の3位で東海大が続いた。
4区(6・2キロ)では再び東海大が先頭に立った。4キロすぎ、鬼塚翔太(2年)が並走する青山学院大・小野田勇次(3年)を振り切る。その勢いのまま14秒差をつけてリレー。3位の東洋大とは30秒差まで広げる。鬼塚は区間賞だった。
5区(6・4キロ)でも、東海大の勢いは止まらない。三上嵩斗(3年)がしっかりした足取りで、危なげない走りを披露。2位の青山学院大・神林勇太(1年)との差をさらに広げ、37秒差という“大差”で最終区間へ勝負を持ち込んだ。三上も区間賞だった。
最長区間の最終6区(10・2キロ)では、東海大・関颯人(2年)が持ち前の力強い走り。5000メートルを13分35秒81で走るスピードを存分に見せつけ、必至に追いすがる青山学院大・橋詰大慧(3年)に付け入る隙を与えない。10月とは思えない強い日差しの中、最後までペースを落とさず、圧倒的な強さでゴールに飛び込んだ。
昨年3冠の青山学院大は、東海大に1分33秒差の2時間13分32秒のフィニッシュ。今季「陸王大作戦」を掲げてシーズン初戦に向かったが、3年連続4度目の優勝はならなかった。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171009-00023938-nksports-spo
スポンサー リンク
関連記事
-
山中慎介 激闘制しV10!地元に感謝「気持ちが折れずに戦えた」
◆報知新聞社後援「ワールドプレミアムボクシング」▽WBC世界バンタム(53・5キロ以下)タイトルマッ
-
村田諒太が2回KO勝ち 年内世界王座挑戦へ大前進
<プロボクシング:ノンタイトル10回戦>◇30日◇中国・上海オリエンタルスポーツセンター W
-
【RIZIN】石井慧まさかの96秒KO負け!
新格闘技イベント「RIZIN FIGHTING WORLD GRAND―PRIX」(29日、さいたま
-
竜新助っ人ビシエド、ウッズ級の大砲だ!森ヘッドが太鼓判
ドミニカ共和国から帰国した中日・森繁和ヘッドコーチ(61)が1日、名古屋市内の球団事務所で新外国人3
-
【中島翔哉】日本対イラン 鮮烈ミドル弾…日本リオ五輪王手
◇U―23アジア選手権準々決勝 日本3―0イラン(2016年1月22日 カタール・ドーハ)
-
本田が封印解いた!俊輔と衝突した“6年前のFK”
日本代表FW本田圭佑(29=ACミラン)が5日、W杯アジア2次予選アフガニスタン戦(8日)が開催され
-
【侍ジャパン】中村晃サヨナラ打!5戦全勝で決勝T進出
◆プレミア12 ▽1次ラウンド・B組 日本6x―5ベネズエラ(15日、台湾・桃園) 【試合経
-
【ザギトワ】秋田犬のマサルが贈呈!
https://youtu.be/LbyTViOydos
-
沢村の大暴投が米国でも話題 制御失った白球に「こんなの見たことない」
巨人・沢村の大暴投が海の向こうでも話題となっている。米国のFOXスポーツは4日(日本時間5日)、フ
-
シャラポワが薬物検査で陽性、「大きな過ち犯した」
女子テニスの元世界ランク1位、マリア・シャラポワ(28、ロシア)は7日、ロサンゼルスで記者会見を開き
-
【清宮】プロ初ホームラン!!
https://youtu.be/LFWCwsmcvME
-
【一本背負い投法】札幌東・近藤、“一本背負い投法”のきっかけは?
◆第70回秋季北海道高校野球大会札幌地区予選 Eブロック2回戦 札幌東2-0札幌光星(6日、札幌・麻
-
【驚愕】桁違いに稼ぐ日本のスポーツ選手 7選
https://youtu.be/qc1z4o_RvdU
-
本田、痛恨の決定機で凡ミスもアシストで名誉挽回! 伊メディアも高評価
【ミラン 5-0(6-0)アレッサンドリア コッパ・イタリア 準決勝】 コッパ・イタリア準決
-
井筒親方が休場 嘉風と激突し左足骨折加療3カ月
審判部副部長の井筒親方(54=元関脇逆鉾)が、左大腿骨頚部(左太もも付け根付近)骨折で、手術加療、
-
香川の決定的シュートミスがイングランドで話題に 英紙「爆笑もののミス」
フリー無人のゴールに決められず 日本代表MF香川真司(ドルトムント)がW杯ロシア大会アジア二次予